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もう春ですが、“冬のごちそう”と題して『牡蠣のパスタ』をテーマにお送りしています。後編はクリームソースのパスタです。
★牡蠣とベーコンのクリームパスタ
材料(少なめ1人分)
フェットチーネ 60g
生牡蠣(加熱用) 8個
ニンニク(潰す) 1/2片
タマネギ(みじん切り) 40g
厚切りベーコン 30g
(1×2㎝くらいに切る)
イタリアンパセリ(粗みじん切り)少々
●調味料など
牡蠣の下処理用に〜塩少々・片栗粉大さじ2
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
生クリーム 1/3カップ
粉チーズ 大さじ1
塩、黒コショウ 各適量
下準備
*前回の『牡蠣のパスタ:前編』と同じですが、また載せました。
牡蠣の下処理と下ごしらえ:
①ボウルに牡蠣を入れ、全体に塩少々振り、片栗粉大さじ2ほど加え、
牡蠣を潰さなうように優しく混ぜ合わせて汚れを取る。
②薄い塩水を張った別のボウルに牡蠣を移し、優しく振り洗いする。ヒダの間も丁寧に洗う。(2回)
③ペーパータオルなどで牡蠣の水気を取る。
④牡蠣の半量を粗みじん切りにする。
*今回の下処理では片栗粉を使いましたが、おそらく皆さまご存知のように、大根おろしを使う方法もあります。ちなみに大根おろしの方が汚れもきれいに落ちると耳にします。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて強火にかける。オイルが熱くなってニンニクがシュワシュワしてきたら弱火に落とし、じっくり加熱する。ニンニクの香りが立ったら丸ごとの牡蠣4個を入れ、軽く塩コショウをして焼く。
牡蠣がプックリしてきたら裏返してもう片面も焼き、軽く焼き色がついたらいったん取り出す。フライパンにタマネギとベーコンを入れて弱めの中火で炒める。
- タマネギが透き通って柔らかくなり、ベーコンがカリッとしてきたら、刻んだ牡蠣を入れて炒め合わせる。別鍋でパスタのフェットチーネを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間9分を8分で茹でています。)
牡蠣から出る水分が煮詰まってきたら、
パスタの茹で汁お玉1/2杯分ほど入れて強火で煮る。
ひと煮たちしたら生クリームを加えて混ぜ合わせ、火を弱めて煮詰める。
- パスタが茹で上がる少し前に、焼いた牡蠣をフライパンに戻し入れて温める。
- 茹で上がったフェットチーネをフライパンに移し、牡蠣を潰さないように優しく良く混ぜ合わせる。 味をみて足りなければ塩少々加え、黒コショウを振って味を整える。粉チーズを加え、火を止めてザッと混ぜ、 お皿に装い、イタリアンパセリを散らして出来上がり。
牡蠣を刻んで加えることでダイレクトに牡蠣の旨味を取り込めることに味をしめ、今回のクリームソースバージョンでも牡蠣は丸ごとと刻んだものとのダブル使いです。
丸ごとの牡蠣はふっくらとして、噛むとジュワッと濃厚な旨味と磯の香りが広がります。刻んだ牡蠣はその旨味が溶け込んだクリームソースと共に全体に行き渡り、どこを食べても牡蠣の美味しさに出会う、なんとも贅沢な味わいのパスタになりました。
ベーコンとの旨味の相乗効果でさらにグレードアップした(と思われる)“超濃厚”クリームソースがもっちりパスタのフェットチーネにしっかり絡んで、十二分の食べ応え。牡蠣の美味しさにフォークが止まらないまま、気づけば完食、気づけば満腹でした。
“冬のごちそう”牡蠣を堪能し、大変美味しくいただきました。
ちょっと時期外れの“冬のごちそう”と題してしまったので、日毎に暖かくなるのが悩ましいここ数日でした。昨日、いつものように新聞に挟まったスーパーのチラシをチェックしていたら、某スーパーの“春の味覚フェア”という文言が目に入り、よく見るとそのイチオシ食材がなんと『牡蠣』。
あらら、牡蠣って春食材?いやいや、違うでしょ、牡蠣と言ったら冬でしょ?と思いつつも、自分でこの時期に半ば無理やりテーマにしたことを思うとちょっと苦笑い。『牡蠣』が春食材とも言えるなら、“春のごちそう”にしても良かったのかな?なんて考えながら、ともあれ、まだ『牡蠣』が美味しい季節のうちにテーマを遂行できて胸を撫で下ろしたところです。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
遅ればせの“冬のごちそう”『牡蠣のパスタ』は今回で終了します。次回は食材テーマが変わります。