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11月から摘み取りが始まり冬に旬を迎えるという『海苔』。新海苔が出回るのは12月らしいのですが “旬を先取り” ということで、今回は『海苔』をテーマにお送りしています。第2回は、オイルソースのパスタです。
★焼海苔とベビーホタテのスパゲッティ
材料(少なめ1人分)
スパゲッティ 60g
焼海苔 全形1枚
ニンニク(みじん切り) 1/2片
ボイルベビーホタテ 50g(8ケ)
ブロッコリー 30g
●調味料など
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
下準備
①焼海苔:サッと炙って、手でちぎる。1/4枚分は飾り用に除けておく。
②ブロッコリー:小さく切り分ける。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかける。ニンニクが薄く色づいてきたらベビーホタテを入れて炒める。別鍋でスパゲッティを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間7分を6分で茹でています。)
- ベビーホタテがプクッとしてきたらスパゲッティの茹で汁お玉1杯ほど加え、
焼海苔3/4枚分を加えて時々混ぜながら煮る。
スパゲッティを茹でている鍋に、茹で上がりの2分前にブロッコリーを入れて一緒に茹であげる。 - 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、ソースとよく和える。
水分が足りなければ茹で汁を加えて調整し、味をみて塩、コショウで整える。火を止めてオリーブオイル少量加えてザッと混ぜ、
お皿に装い、飾り用の焼海苔をのせて出来上がり。
前回も思いましたが、海苔、多すぎ?…でも、主役なので気前よく使ってみたかったのです。ソースに混ぜ込んだ海苔がスパゲッティや具材に絡んで、どこを食べても『海苔』。軽く炙った効果がいかほどかは定かではありませんが、口の中に磯の香りがふんわり心地よく広がります。
今回のプラスαには、ここ1年ほどですっかり我が家の冷凍庫内の常連となったベビーホタテを選びました。解凍時間が短いうえ、ボイル済みなので調理にも時間がかからず、そして美味しい、と、いいこと尽くめ。お気に入りの食材です。ホタテの甘みと旨味が加わって、磯の香りも増し増しです。予想以上に味に深みが出たような気がして、ひとりご満悦状態でした。
彩りにはいつものブロッコリー。色だけでなく食感と香りもアクセントになりました。パスタと一緒に茹でるので手間いらず。おそらくパスタにもブロッコリーの風味が移っているに違いない、と思うと、より美味しく感じます。たぶん思い込みでしょう…。
海苔の風味が全体をやさしく包み込み、まとめてくれた感のあるひと皿、たいへん美味しくいただきました。
冬が始まりました。
数日前、例年より少し遅めの初雪が降りました。雪というよりは霙に近かったのですが、それでも白いモノがチラチラと空から落ちてきたので、季節が冬に入ったことを実感しました。昨シーズンは大雪ドカ雪に見舞われて、気力体力を消耗した大変な冬でした。雪国で暮らしている以上、冬の寒さと雪は避けられようもないのだけれど、ジワジワと老いていく身には年々冬の厳しさが辛くなってきています。せめて今年は昨年よりも楽な冬でありますようにと、祈るばかりです。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回はクリームソースのパスタです。