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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『オクラ』がテーマの第5回は、冷製パスタです。
★オクラと夏野菜の和風冷製パスタ
材料(2人分)
カッペリーニ(極細パスタ)60g
オクラ(大) 4本
ミニトマト 8個
ナス 1本
長ネギ(みじん切り) 10㎝
めんつゆ カップ1/2
カレー粉 小さじ1/2
いりゴマ 小さじ1
コショウ 適量
ゴマ油 適量
下準備
①オクラ:
1. サッと洗ってヘタを切り落とし、ヘタの付け根のガクを削ぎ取り、少量の塩でこすってウブ毛を取る。
2. 熱湯で2分下茹でして冷水に取り、水気を拭いて5㎜幅の小口切りにする。
②ミニトマト:四つ割りに切る。
③ナス:
1. 8㎜角のサイコロ状に切り、水に晒してアクを取る。
2. 軽く水気を切って耐熱皿に入れて電子レンジで2分加熱し、ラップをしたまま冷ます。
作り方
- 大きめのボウルにカレー粉とめんつゆを混ぜ合わせる。
- 1 のボウルにオクラ、粗熱が取れたナス、ミニトマト、いりゴマを入れ、よく混ぜ合わせてから冷蔵庫で冷やす。
- カッペリーニは袋の表示時間より1分長く茹で、冷水にとってからペーパータオルなどでしっかり水気を取る。
- ソースが入ったボウルにカッペリーニを移し、コショウ適量振ってソースとよく混ぜ合わせる。お皿に盛り分け、刻んだ長ネギを載せ、ゴマ油を少量まわしかけて出来上がり。
我が家で『そうめん』で時々作っているものを今回パスタにアレンジしてみました。いりゴマ&ゴマ油でゴマの風味をたっぷり加えた麺つゆベースに、カレーの香りをプラスした和風冷製パスタです。(前回までのパスタと同様、カレー風味です。)ほんの少しカレー粉を加えただけで、麺つゆのみの場合とはガラリと味の雰囲気が変わります。パスタは細麺のカッペリーニを使用したので、そうめんと同様に〜抵抗なく、美味しくいただきました。
具材を加えたソースは少し長めに冷蔵庫で冷やしておくことをお勧めします。ナスに程よくソースが沁みる上、オクラの粘り気がソースに溶け出し全体が馴染んで一体化するので、より美味しくいただけると思います。
ソースが薄まらないようにパスタのカッペリーニの水気をしっかり取っています。パスタを冷ます場合、氷は入れない方が良いらしいのですが、うんと冷たくしたかったので氷を入れました。暑いし、家庭パスタだし…。カッペリーニは細いくせに意外とソースが絡みにくいので、ただソースをかけるのではなく、具材やソースとよく混ぜた状態で完成させた方がすぐに美味しく食べられて良いかと思います。
暑いこの時期はキッチンに立つのも大変なので、パスタを茹でる以外は火を使わないものを提案する予定でしたが、オクラの下茹でに火を使いました。オクラは生で食べられるし、生の方がオクラの栄養を存分に摂取できるようですが、ちょっとだけ火を通してちょっとだけ柔らかくしたかったので。生の方がお好きな方はそのままでどうぞ。
それでもあまり火のそばに寄ることなく、かつ手軽に作ることができるパスタです。良かったら是非お試し下さい。簡単です。
オクラについて③
もうそれほど情報はないのですが、第1回の時に北海道産のオクラについて触れたので、ちょっとだけ追加。
南国野菜のオクラ。北海道では珍しいとされながら生産している地域があります。道南に位置する『せたな町』や道北の『比布(ぴっぷ)町』などが有名なようです。
『比布のオクラ』は最近になってスーパーで見かけるようになりました。
先日目にした『比布のオクラ』。大きめの立派なオクラが6本入って税別198円。随分と割高だなぁと思いつつ、パッケージの可愛さとプリプリしたオクラに惹かれ、さらには熱帯原産のオクラを気候の異なる北海道でこんなに立派に作ってくれている農家さんへの敬意と感謝の気持ちがフツフツと湧いてきて、清水の舞台から飛び降りて(?)連れて帰ることにしました。
今回の冷製パスタに、この『比布のオクラ』を4本使いました。野菜の目利きの才能は無い上、味覚にも敏感とは言い難い身としては、このオクラのスペシャル感を理解してお伝えすることができません。新鮮で美味しいオクラでした、としか言えない自分を『残念な奴だなあ』としみじみ思います。まあともかく美味しくいただいたのでめでたしめでたし。
ありきたりの残り物野菜の使い方ですが、残った2本はお味噌汁に使いました。お豆腐と合わせて美味しくいただきました。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
次回は食材テーマが変わります。