メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

夏におすすめ〜しらすの冷製パスタ①トマトソース

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ご訪問ありがとうございます。

 

全国的にそろそろ梅雨明け。こちら北海道に梅雨はないのですが、全国各地と同様にこの時期から夏本番となります。先週末あたりから急に暑くなってきたこともあり、今回は番外編で夏におすすめ『冷製パスタ』を特集したいと思います。第1回はトマトソースのパスタです。

 

 

しらすの冷製トマトソースパスタ

材料(1人分)

フジッリ(ショートパスタ)      50g

釜揚げしらす           大さじ2(20gくらい)

キュウリ(5㎜角に切る)               5㎝(40gくらい)

タマネギ(みじん切り)        20g 

トマト水煮缶(カットタイプ)  カップ1/2強

イタリアンパセリ(粗みじん切り)   1〜2枝

●冷製トマトソース用調味料

白ワインビネガー(または酢)      小さじ1

レモン汁                小さじ1

塩、コショウ            各少々

オリーブオイル        大さじ3〜4

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作り方

  1. 冷製トマトソースを作る:ボウルに水煮カットトマト、タマネギ、キュウリを入れて混ぜ合わせる。

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    冷製トマトソース用の調味料のワインビネガー、レモン汁、塩、コショウを入れて混ぜ合わせる。

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    全体が馴染んだらオリーブオイルを加えて混ぜ合わせる。

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    釜揚げしらすの半量とイタリアンパセリの半量を加え、シラスを潰さないように優しく混ぜる。冷蔵庫に移してよく冷やす。

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  2. パスタの準備:パスタのフジッリは袋の表示茹で時間(12分)より1〜2分長めに茹でる。(14分弱ゆでました。)茹で上がったら氷水に取ってよく冷やし、

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    水気をしっかり切る。

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  3. 仕上げる:パスタのフジッリを冷蔵庫でよく冷やしたボウルに移し、

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    塩、コショウ少々振ってソースとよく混ぜ合わせる。

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    お皿に装い、残りの釜揚げシラスを上にのせ、残りのイタリアンパセリを散らす。オリーブオイル少量を回しかけて出来上がり。

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カットタイプのトマト水煮をそのままソースにしてみました。

 

中途半端な量で残っていたトマト水煮缶、瓶に移して冷蔵庫に保管中でした。さて何に使おうか?としばし思案。暑いし、長い時間火を使う料理はイヤ。どうしようかなぁとスプーン一杯口に入れると、キンキンに冷えた水煮トマトが意外と美味しかったので、そうだ、このまま冷製ソースにしてしまえ!ということにした次第です。

 

さて、今回のパスタ。メイン食材には釜揚げしらすを選びました。先日デパ地下のミニ催事で駿河湾産の美味しそうな釜揚げしらすを見かけて、“つい”購入してしまいました。4月にテーマ食材に使って以来、釜揚げしらすに“ぞっこん”です。今度は冷製パスタで使ってみることにしました。

 

しらすの甘みと旨みが、共に旨みのある水煮トマトと融合し、冷製ながらコクのある味わいのソースです。予想外に甘みが強く出たので塩とコショウは少し強めに加えています。しらすの風味を損なわないようソースの酸味は若干控えめにしたつもりでしたが、思ったよりも酸味が強くなってしまい、多めのオリーブオイルで薄め(?)ました。

 

キュウリのシャッキリした食感と爽やかな香りで夏らしさを感じます。後にのせた「しらす」のふんわりした食感も引き立ちます。今シーズン初の冷製パスタ。ちょっと酸味が強めながらも、美味しくいただきました。

  

今回の『冷製パスタ特集』では、都合により1人分で作っています。冷製でショートパスタを使う時、普段は1人分40gにしているのですが、今回はうっかりして少し多めの50g。私にはちょっと多かったです。ソースも水煮トマトの分量に合わせて作ったため、こちらもちょっと多かったので、パスタと合わせる前に少し除けました。除けた分は夕食の冷奴に添えて、これも美味しくいただきました。

 

 

 トマト水煮缶について

 『トマトの缶詰=トマトソースの材料=煮込む』という自分の固定概念から、今まで『そのまま使う』という発想はありませんでしたが、考えてみれば既に『水煮=加熱処理したもの』なので、そのまま使えないはずは無いんですよね。

 

トマトの缶詰にはホールトマトとカットトマトの主に2種類があります。イタリアのスーパーではプチトマトの水煮缶もありましたが、日本の、私の居住区内にあるスーパーでは残念ながら見かけません。

 

ホールトマトは一般にイタリア産の『サンマルツァーノ種』という細長いトマトが使われています。種が少なく果肉が厚く柔らかく、酸味が少ないのが特徴です。皮を剥いて水煮にしてトマトの果汁と一緒に缶に詰められています。トマトソースを作るのには欠かせない材料で、煮込み料理などでも活躍します。

 

カットトマトはサイコロ状にカットされているので、形を生かしてそのままパスタに合わせたりできて重宝します。今回カットトマトで作ったソースは冷製パスタ用だけでなく、サラダのドレッシングや、チャチャっと焼いた肉魚料理に添えたりと、幅広く使えると思います。加える具材を変えればさらにバリエーションが広がるので、色々と楽しめそうです。

 

今はトマトが美味しい季節なので、敢えて缶詰を使うことも無いかもしれませんが、余った水煮缶のトマトの使い途に悩んだり、加熱調理の時間を避けたいような暑い時などにはオススメです。良かったらお試し下さい。

 

 

 

先週末から、こちら北海道は一気に夏になりました。連日30℃越えの真夏日に体が追いつかず、すっかり参ってしまいました。夜は涼しくなるのでブログ記事をゆっくり書くことができるはずなのですが、日中の暑さによる疲労のせいか集中力が低下のうえ、いつも以上に睡魔に襲われてうたた寝。気付けば朝方、気付けば週末(?)。遅くなりましたが、ようやく更新できそうです。

以上、更新が遅れた言い訳でした。

 

 

 

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

 

次回も冷製パスタの予定です。