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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『ベビーホタテ』がテーマの第４回は和風ソースのパスタです。
★ベビーホタテとキャベツの和風スパゲッティ
材料（２人分）
スパゲッティ １２０g
ボイルベビーホタテ（生食用） ８０g
ニンニク（みじん切り） １/２片（小さじ１くらい）
キャベツ ８０g
（4㎝角くらいのザク切り）
プロセスチーズ（６Pチーズ） ２個
（8㎜角くらいに切る）
カツオ削り節 １パック（2.5g）
小ネギ（小口切り） ２本
●調味料など
オリーブオイル 適量
日本酒 大さじ２
しょうゆ 小さじ１
塩、コショウ 各適量
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかける。ニンニクが薄く色づいてきたらキャベツを加え、少し火を強めてサッと炒める。別鍋でスパゲッティを茹で始める。（袋の表示茹で時間8分を7分で茹でています。）
キャベツに軽く油がまわったら、ベビーホタテを加え塩少々振ってキャベツと炒め合わせる。
- 全体が馴染んだら日本酒を加え
強火で煮詰める。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移してソースと混ぜ合わせ、水分が足りなければパスタの茹で汁を少々加える。
しょうゆを加えて混ぜ合わせ、味をみて塩、コショウで味を整える。
火を止めて、チーズと削り節の半量を加えてひと混ぜし、
オリーブオイル少量加えてザッと混ぜる。
お皿に盛り分け、小ネギと残りの削り節を散らして出来上がり。
あなたのお好きなおにぎりの具材は何ですか？私は王道の『鮭』と『梅』がトップ争いで拮抗し、次に『辛子明太子』や、道産子としては『筋子』や『タラコ』も捨てがたいのですが、これらの魚卵類はおにぎりの具としてよりも、炊きたてご飯の上にたっぷりのせる方が好き。で、それに続くのが『チーズおかか』（微妙な順位…）です。先日久しぶりに『チーズおかか』のおにぎりを作って食べた時、ふと「これ、パスタに入れても美味しそう」と思い、今回加えてみました。ベビーホタテじゃなくても合いそうですが(?)、期待通り美味しく仕上がりました。
しょうゆ味ベースのサッパリした中に余熱で溶けたチーズが時々現れ、クリーミーな味わいも楽しめます。ベビーホタテの旨味がキャベツに絡んで美味しいです。ニンニクとしょうゆの香ばしさに食欲をそそられ、いくらでも食べられそうでした。
削り節は万能調味料のごとく何でも美味しくしてくれる全くもって優れモノ。何か味が足りないなぁという時に、削り節のひと振りでグンと美味しくなりますね。チーズと削り節のダブル旨味の相乗効果で間違いのない美味しさです。ベビーホタテとの相性も良いようでほんのりした甘さが引き立って、大変美味しくいただきました。
そういえば昔、猫を飼っている友人が削り節を『魔法のふりかけ』と呼んでいました。猫が食欲のない時には「ほら、魔法のふりかけだよ」と言って猫のご飯（キャットフード）に削り節を一振りすると、猫はたちまちご飯を平らげたのでした。猫の気持ち、何だかわかります（笑）。
今回の和風パスタも、材料、工程ともに少なく、短時間で簡単に出来上がります。良かったらお試しください。ご飯にのせても美味しいと思います。
我が家で普段は使う頻度がそれほど高くないベビーホタテでしたが、テーマに選んで使ってみて、手軽さと美味しさを再認識しました。サラダやカレー、炒め物などなど、用途はたくさんありそうです。価格が安いのも大きな魅力。冷凍庫に常備しておきたい食材になりました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回は食材テーマが変わります。
