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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『ベビーホタテ』がテーマの第2回は、オイルソースのパスタです。
★ベビーホタテとブロッコリーのスパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
ボイルベビーホタテ(生食用) 80g
ニンニク(みじん切り) 1/2片
赤唐辛子(種を取り除く) 1本
アンチョビーフィレ 1枚
ブロッコリー(小房に分ける) 60g
イタリアンパセリ(粗みじん切り)2〜3枝
●調味料など
オリーブオイル 適量
白ワイン 大さじ2
塩 少々
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ弱火にかける。ニンニクの香りが立ってきたら、赤唐辛子とアンチョビーを加え、アンチョビーを木べらで潰しながら炒める。
アンチョビーが溶けてきたら別鍋でスパゲッティを茹で始める(袋の表示茹で時間8分を7分で茹でています。)。ブロッコリーも加えて一緒に茹でる。
- ブロッコリーを3分ほど茹でたらフライパンに移し、
木べらで潰しながら炒め合わせる。
ブロッコリーが馴染んできたらベビーホタテを加え、塩少々振ってサッと炒める。赤唐辛子は取り除く。
ベビーホタテに油がまわったら白ワインを加えて強火で煮詰める。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、ソースと混ぜ合わせる。 スパゲッティの茹で汁を少々加え、塩で味を整える。 火を止めてオリーブオイル少々加えてザッと混ぜ、 お皿に盛り分け、イタリアンパセリを散らして出来上がり。
作り終えて気づいたこと。前回テーマの『タコのパスタ②オイルソース』とほぼ同じ。合わせた野菜がキャベツからブロッコリーに変わっただけ…。あらら。別バージョンで新たに作ろうにもベビーホタテは残り2回分の分量しかありません。うーん。まあ美味しく仕上がったのでこのまま載せることにしました。ワンパターンでごめんなさい。
赤唐辛子の辛さがベビーホタテの甘みを引き立てます。前回の『タコ』バージョンがちょっと辛すぎたので、今回は忘れずに途中で取り除きました。アンチョビーを加えたので磯の香りが増し、ベビーホタテもパワーアップした感じになって、シーフードのパスタらしさが強まった気がします。
彩りにはブロッコリー。我が家の常備野菜で最近は毎朝食にいただいています。(電子レンジでチンするだけですが。)いつも冷蔵庫に入っていて使い勝手が良く、パスタに入れる時は形を残すか、崩してソース化するかなど、バリエーションがあって面白いので、合わせる食材に迷った時は“つい”使ってしまいます。
今回ブロッコリーはもう少し崩して加えたかったのだけれど、中途半端な茹で具合だったので、予定よりもしっかり形と食感が残りました。あ〜あ。でも盛り付けてみると大きさはベビーホタテと同じくらいでバランスも良く、それぞれの食感も楽しむことができました。ニンニクの風味もあって食欲増進。美味しくいただきました。
調理時間も短くて簡単です。良かったらお試しください。
ベビーホタテについて②
ベビーホタテの旬
北海道のホタテ貝は、産地や漁の方法によって旬が異なるようなのですが、一般的には冬から春先にかけての2月〜4月と、夏から秋にかけての7月〜9月頃の2回と言われています。それじゃあベビーホタテは?というと、こちらも産地やベビーホタテの大きさ〜間引く時期にもよるようで、冬だったり、春だったりとマチマチです。
道央に住む道産子のなんとなくの(?)認識としては、ホタテ貝の旬は夏。実際、夏真っ盛りの8月にはスーパーの鮮魚コーナーではホタテがお求め易い価格になるのを実感します。ということは…その子供のベビーホタテの旬は、もう少し早い時期ということになり、おそらくは春先から初夏くらいまでとなりそうです。うーん。テーマの時期を外してしまったようです。
前回の『タコ』の前に取り上げれば良かったかもしれません。
ボイル済み&生食用のベビーホタテは、下処理の必要がなく加熱時間もあまり必要としないので、手軽でとっても便利です。時間のない時、忙しい時、なんだか面倒だなぁという時にオススメです。これから迎える暑い夏、キッチンに立つ時間も短縮されそうです。火を使わない冷製パスタでも活躍が期待できます。こじつけ…。
残念ながら旬は過ぎてしまったようですが『夏にお薦め』の食材として、受け止めていただければ幸いです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はクリームソースのパスタです。