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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回の食材テーマは『ベビーホタテ』です。第1回はトマトソースのパスタです。
★ベビーホタテとミニトマトのスパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
ボイルベビーホタテ(生食用) 80g
ニンニク(みじん切り) 小さじ1
ミニトマト(半分に切る) 15個(1パック)
ルッコラ 1株
(5㎝長さに切り、飾り用に葉の部分を少し除けておく)
●調味料など
オリーブオイル 適量
白ワイン 大さじ2
塩、コショウ 各適量
*ベビーホタテは冷凍のため自然解凍で使用。急ぎの時は流水で解凍しています。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかける。
ニンニクが薄く色づいてきたらミニトマトを加え、塩少々振って炒める。
トマトとニンニクが馴染んできたあたりでスパゲッティを茹で始める(袋の表示茹で時間8分を7分で茹でています)。
- トマトが崩れてきたらべべーホタテを入れ、塩少々振って、トマトと炒め合わせる。
トマトとベビーホタテが馴染んだら、白ワインを加えて強火で煮立たせ、
ひと煮立ちしたら火を弱めて煮る。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移してよく混ぜ合わせる。 水分が足りなければスパゲッティの茹で汁を少々加える。 塩、コショウで味を整え、ルッコラを加えてひと混ぜして火を止め、 オリーブオイル少量加えてザッと混ぜ合わせる。 お皿に盛り分け、除けておいたルッコラの葉をのせて出来上がり。
ベビーホタテの旨味、ミニトマトの甘みとほのかな酸味、ルッコラのほろ苦さの三重奏?なんてね。ちょっと気取ってみました。でも実際これら3食材が響き合うようで、食べ進むごとになんだか嬉しく幸せな気持ちになりました。こんなことで幸せ気分を味わえるなんて、まったく単純というか安上がりというか…。
ミニトマトがベビーホタテの大きさとほぼ同じだったので、これは見た目も可愛くなりそうと思い、ミニトマトのフレッシュトマトソース仕立てにしました。もう少しトマトの形を残したかったところですが、ほぼ期待通りに仕上がりました。
使ったミニトマトは酸味少なく甘みが強めで、ホタテの甘さと重なるとちょっと甘々になるようだったので、ほろ苦のルッコラを合わせてみました。これは期待以上で、先に述べた『三重奏』さながら大変美味しくいただくことができ、大いに『自己満足』のひと皿となりました。
ベビーホタテについて①
ベビーホタテとは?
その名の通り「ホタテ貝の赤ちゃん」です。通常お刺身やバター焼き用などで販売される大型のホタテ貝は3年ほど育てられたもので、一方ベビーホタテは1年〜1年半の生育状態の時に間引きされたもの。
「赤ちゃん」とは言えホタテはホタテ。チビすけでも普通サイズのホタテ同様に旨味いっぱいです。一般的に流通しているのは、むき身状態でボイル加工後に冷凍されたものがほとんどなので、解凍して丸ごと使えて調理も簡単。
大きなホタテ貝に慣れ親しんでいる道産子としては、以前は『ベビーホタテなんて食べる気にならない』だったのですが、ある時スーパーの鮮魚コーナーで目にしたベビーホタテがなんとなく気になって、試しに購入。生食用なのでそのままサラダに使ってみたところ『あれ?美味しいじゃない?』とその意外な(?)美味しさにプチ感動。それ以来時々購入するようになりました。
ベビーホタテを侮るなかれ(自分に言い聞かせています)。小さくても美味しさは普通のホタテと遜色ありません。ホタテの姿そのままで存在感があり“丸ごと食べた”満足感もあります。お手頃価格なのも嬉しい要素です。
今回使ったベビーホタテ、超お買い得でした。近隣のスーパーでは100g当り198円くらいが通常の安めの価格帯なのですが、なんと100g当り88円(税別)!という超目玉商品に巡り会いました。購入したのは約400g入りで税込386円の大型パック。サラダ用に80gほど使わせてもらい残りはパスタ用にキープ、食材テーマに取り上げてみることにしたのでした。
ベビーホタテがどれほどメジャーか、もしくはマイナーか分かりませんが、どうぞお付き合い下さい。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回はオイルソースのパスタです。