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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。イースターに因んで『卵』がテーマの第3回はクリームソースのパスタです。今回のテーマは“使い切り”ではありませんが、どうぞご了承ください。
材料(1人分)
ブカティーニ(ロングパスタ) 60g
菜の花(長さ3等分に切る) 3本
ニンニク(潰す) 1/2片
厚切りベーコン 40g
●卵ソース
・卵(新鮮なもの) 1個
(*卵黄1個と卵白1/2個分を使用)
・ペコリーノチーズ(すりおろす)大さじ3
(*又はパルミジャーノや粉チーズ)
・黒コショウ たくさん
・無塩バター 2.5g
●その他の調味料など
オリーブオイル 少々
黒コショウ 適量
下準備
①菜の花:根元の硬い部分を切り落とし、水を張ったボウルにしばらく浸けてパリッとさせてから、長さ3等分に切っておく。
②ベーコン:1㎝角の棒状に切る。
③卵:室温に戻しておく。卵黄と卵白を分けておく。
④無塩バター:室温に戻しておく。
作り方
- 卵ソースを作る:大きめのボウルに卵ソースの材料〜卵黄1個と卵白1/2個分、すりおろしたチーズ大さじ2、黒コショウ、無塩バター〜を入れ、
泡立て器などで、よく混ぜ合わせておく。
- フライパンにオリーブオイル少々とニンニク、ベーコンを入れて弱火にかける。
ベーコンから脂が出てきたら、別鍋でブカティーニを茹で始める。(袋の表示茹で時間8分を7分で茹でています。)ベーコンがカリッとしてきたら
パスタの茹で汁お玉1/2杯分を加えて
馴染ませるようによく混ぜ合わせる。ニンニクは取り除く。
- パスタが茹で上がる1分前に、パスタを茹でている鍋に菜の花を入れて一緒に茹で上げる。
- 茹で上がったブカティーニと菜の花を水気を切ってフライパンに移し、 ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせる。 ボウルに移して 卵ソースに手早く、かつ、よく絡める。 味を見て足りなければ塩少々加えて調整し、お皿に盛り付け、さらに黒コショウと残りのチーズを振って出来上がり。
生クリームは加えていないので『クリームソース』とは言い難いのですが、カルボナーラは自分の中では何となくクリームソースのカテゴリーに入っているので、ご了承ください。
カルボナーラには生クリームを入れるか否か?本場イタリアでは生クリームは入れない!と言われるけれど、実際はイタリアではどちらも『有り』でした。
イタリアで滞在した家庭では卵のみ。たいへん美味しくいただきました。作ってくれた家主に言わせれば『レストランでは生クリームを入れるところもあるけれど、私は入れない。生クリームを入れるなんて邪道!』でした。ということは、生クリームを使うこともあるようです。また現地の料理教室に参加した際にカルボナーラを作った時は生クリームを入れるレシピで、それもまた美味しくいただいたのでした。
結論:卵だけでも生クリームを入れても、どちらも美味しい。と思います。
ちなみに生クリームを使う場合は卵は卵黄のみを加え、卵のみの場合は全卵または卵白少なめが美味しく仕上がるような気がします。今回のパスタでも卵白は半量のみ使用。残った分は、いつもながらですがお味噌汁〜この時はニラの卵とじのお味噌汁に加えました。
なお、カルボナーラを作るには、卵ソースをフライパンのパスタに加える方法と、パスタをボウルなどに準備した卵ソースに加える方法の2通りあると思いますが、自分にとっては後者が失敗なく美味しく作れるので、こちらの方法を取っています。
さて、今回のパスタはブカティーニを使ってみました。以前にオイルサーディンのパスタなどでも使ってご紹介しましたが、穴あきの長いマカロニみたいなパスタです。もっちりした食感と中央の穴にソースが入り込むので食べ応えのあるパスタです。
ブカティーニは太くて存在感があるので、大皿に盛り付けるようなパーティパスタにもオススメです。
今回のカルボナーラ、春らしい雰囲気にしてみようと菜の花を加えてプチ・アレンジしてみました。菜の花のほろ苦さが濃厚なソースによく合います。彩りも良く、春ならではカルボナーラになったような?たまにはこんなアレンジも楽しいです。菜の花で春の雰囲気を味わいつつ、美味しくいただきました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回は和風パスタです。