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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『マッシュルーム』がテーマの第2回は、オイルソースのパスタです。
★マッシュルームとひき肉の香草風味スパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
マッシュルーム(5㎜幅に切る) 6個
合びき肉 80g
・オレガノ(乾燥) 小さじ1
・イタリアンパセリ(乾燥) 小さじ1
・塩、コショウ 各少々
ニンニク(すりおろす) 小さじ1/2
小ねぎ(小口切り) 1〜2本
レモン汁 適量
オリーブオイル 適量
下準備
①マッシュルーム:ペーパータオルなどで表面をサッと拭き、石づきを切り落として5㎜厚に切る。
②合びき肉:下味の塩、コショウ、オレガノとイタリアンパセリを加えて混ぜ合わせておく。時間があれば30分くらい冷蔵庫で寝かせて香草の味と香りを馴染ませる。時間がなければ下準備の最初に用意しておくと良いと思います。
作り方
- フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、マッシュルームを入れて塩少々振って焼く。軽く焼き色がついたら裏返し、フライパンの空いているところに合びき肉を入れて焼き付ける。
- ひき肉の片面に焼き色がついたら裏返し、ニンニクを加えて粗くほぐしながらマッシュルームと炒め合わせる。全体が馴染んだら白ワインを加えて煮詰める。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、茹で汁をお玉半分ほど加えて混ぜ合わせる。味をみて必要なら塩少々加え、コショウで味を整えて火を止める。オリーブオイル、レモン汁を加えてざっと混ぜ、お皿に盛り分け小ねぎを散らして出来上がり。
マッシュルームと香草を入れた合びき肉を合わせました。シンプルながらマッシュルームの旨味とハーブの香るひき肉の旨味との相乗効果で、コクのある味わいの一皿となりました。最後に加えたレモン汁で後味がスッキリ。コクがありつつさっぱりといただけるので箸が(フォークが?)進みます。
気持ち厚めの薄切りにしたマッシュルームは食感が良く、クセのない味わいながら口に入れると美味しい香りが広がります。主役マッシュルームの美味しさを堪能しながらいただきました。
マッシュルームについて②
マッシュルームの種類
一般的に流通しているマッシュルームは、主にホワイト種とブラウン種の2種があります。ホワイト種はほのかな甘みと上品な風味、ブラウン種は味と香りが濃く、野性的な風味が特徴のようです。
個人的には濃厚なブラウン種が “ザ・マッシュルーム” という印象がなんとなくあって、好んで使っています。舌があまり繊細ではないので、しっかりした風味のものを選ぶ傾向があるのだと思います。今回のパスタにはホワイト種を使ってみましたが、十分マッシュルームの美味しさを感じました。舌が肥えた?…残念ながらそういうわけではなく、素材が良かったおかげです。
北海道産きのこ『とかちマッシュ』
『とかちマッシュ』は商品名の通り北海道の中央に位置する十勝(とかち)地方で生産されています。化学肥料や農薬は一切使わない、など、生産者の方のこだわりと愛情いっぱいで育てられているマッシュルームです。
おそらく道産子にはお馴染み、少なくとも札幌市内ではほとんどのスーパーで見かける『とかちマッシュ』。もともとコロンとした形が可愛らしいマッシュルームですが、この『とかちマッシュ』は特に美形でいつもプリプリと元気そうなので、使う予定がない時でも、つい衝動買いをしてしまうこともしばしば。(美形に弱い“メン食い”?)
1パック平均7〜8個入りという使いやすい量も魅力です。多くのスーパーで198円(税別) くらいで販売されているのですが、私がよく行くスーパーでの価格は平均150円前後。先日は破格の98円!余りそうなら冷凍してもいいかな、と、ホワイトとブラウンを各2パック、合計4パックを購入しました。今回のパスタを始め、グラタン、スープ、肉・魚料理の付け合わせなど、色々使ってほぼ使い切り〜2個だけ冷凍庫行きになりました。気合が入ると使えるものですねぇ。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はクリームソースのパスタです。