こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回のテーマは夏野菜の『オクラ』です。第1回はトマトソースのパスタです。
8月になりました。いよいよ夏本番ですね。夏といえば『カレー』!…年中食べているんですけれどね。今回のテーマ『オクラ』では、全回を通してカレー風味でまとめます。
★オクラと鶏ササミのトマトソーススパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
オクラ(大) 4本
鶏ササミ 1本
水煮大豆 50g
ニンニク(みじん切り) 1/2片
ショウガ( 〃 )薄切り3枚ほど
赤唐辛子(タネを除く) 1本
タマネギ( 〃 ) 1/4個(50g)
カレー粉 小さじ1/2
白ワイン 大さじ2
トマトソース 大さじ6
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
粉チーズ(お好みで) 適量
下準備
①オクラ:
1 ) サッと洗ってヘタの先を切り落とし、ヘタの付け根のガクの角をそぎ取る。
2 ) 塩を適量まぶして手でこすり、うぶ毛を取る。
3 ) 洗って塩を取り、ペーパータオルなどで水気を拭いて、4〜5㎜厚の小口切りにする。
②鶏ささみ:筋を取り除き、縦半分に切ってから1.5㎝角のサイコロ状に切り、塩とコショウ各少々で下味をつける。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニク、ショウガ、赤唐辛子を入れて弱火にかける。香りが立ったらタマネギを加えて炒める。
- タマネギが透き通ってきたら鶏ササミと水煮大豆を加えてサッと炒め合わせる。鶏肉が白っぽくなったらフライパンの空いたところにカレー粉を入れ、フツフツしてきたら全体を炒め合わせる。
- 全体が馴染んだら白ワインを加えて強火で煮立たせ、パスタの茹で汁お玉2杯とトマトソースを加え、火を弱めて煮る。赤唐辛子は取り除く。
- スパゲッティが茹で上がる3分前に、オクラをフライパンのソースに加えて火を通す。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、ソースに絡むようよく混ぜ合わせる。味をみて足りなければ塩少々加えて調整する。火を止めてオリーブオイル少量加えてザッと混ぜ、お皿に盛り分けて出来上がり。
*お好みで粉チーズをかけてお召し上がりください。
赤唐辛子の辛みが後からピリリとやってくる、ほんのりカレー風味のトマト味のパスタ。栄養満点のオクラで夏バテ防止も期待できそうな、暑い夏にオススメのパスタです。
オクラはネバネバが持ち味のひとつですが、シャッキリとした食感を残したかったのであまり長く火を通しませんでした。結果ネバネバは抑え気味となったようで、ネバネバがちょっと苦手な方にも食べていただけるかなと思います。
クセの無い、淡白な味わいのオクラは相性の良い食材の範囲が広いので、何を合わせるか悩みつつも、あれこれ考えるのもまた楽し。今回はソースが十分ハッキリ、しっかり味なので、具材は『クセの少ないもの仲間』で考え、鶏ササミと大豆を選びました。クセが少ないながらも鶏ササミは旨味を、大豆は滋味深い味わいを、それぞれのボリュームと共にオクラをバックアップしてくれました。
小口切りにしたオクラの星型の断面は可愛らしく、テーブルを囲んでの会話も弾みそう(?)な一皿です。
オクラについて①
オクラの旬
旬は夏。タイやフィリピン産の輸入物も流通し年中店頭に並んでいますが、国産の露地物のオクラは6月〜8月が収穫の最盛期ということで、夏が旬の野菜になるようです。
原産地はアフリカと言われる南国生まれのオクラ。日本国内の主な産地が鹿児島、高知、沖縄といった暖かい地方なのも頷けます。因みにこちら北国の北海道でもオクラが生産されていて、7月に入ってからはスーパーの店頭にも並びます。南国野菜なのに不思議な気がします。
長くなりました。オクラの栄養や健康効果については別の回で触れたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタです。