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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。ゴボウがテーマの第2回はオイルソースのパスタです。
★ゴボウのアンチョビ風味スパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
ゴボウ(千切り) 1/2本(70gくらい)
エリンギ(小) 1本(40gくらい)
ニンニク(みじん切り) 1片
赤唐辛子(種を取り除く) 1本
ドライトマト(みじん切り) 1枚
アンチョビー( 〃 ) 2枚
イタリアンパセリ( 〃 ) 1枝
オリーブオイル 多め適量
塩 適量
下準備
①ゴボウは洗って皮をこそげ取り、斜め薄切りにしてから縦に千切りにし、切ったものから薄い酢水に少し晒してから、水気を切っておく。
②エリンギは長さ半分に切ってから縦に手で割く。
③ドライトマトはぬるま湯に浸して柔らかくなってからみじん切りにする。戻し汁も使うので取っておく。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニク、赤唐辛子を入れて弱火にかける。ニンニクの香りがたったらアンチョビーの半量とドライトマトを入れて炒める。
- 全体が馴染んで香りが出てきたらゴボウを入れてよく炒める。ゴボウの香りが出てきたらフライパンの端に寄せ、空いたところにエリンギを入れて塩少々振り、火を少々強めて軽く焼き色がついたら全体を炒め合わせる。
- 全体が馴染んだらドライトマトの戻し汁お玉2杯分を加え、煮立ったら火を弱めて煮詰める。(赤唐辛子は取り除く。)
- スパゲッティが茹で上がる1〜2分前、フライパンのソースに残りのアンチョビーを加えて煮詰める。水分が足りなければパスタの茹で汁を適宜加える。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンのソースに加え、ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせ、味をみて足りなければ塩少々加えて味を整える。火を止めてオリーブオイル少量を加えてさっと混ぜ、お皿に盛り分け、イタリアンパセリを散らして出来上がり。
ちょっと欲張って旨味のあるものを色々入れましたが、ゴボウのシャキシャキ食感と味と香りが存在感を持ち、ゴボウが主役のパスタになっていると思います。
ゴボウの香りにアンチョビーとニンニクの旨味、ドライトマトのほんのりとした甘味と酸味がソースに溶け込んで、深みのある味わいです。
エリンギは半ばカサ増しに加えましたが、ゴボウとの食感の違いもまた楽しい味わいのひとつになりました。
ゴボウについて
たまには役立ちそうな情報をほんの少し
ゴボウの栄養
①食物繊維が豊富:腸の働きを良くし、発がん性物質を除去。コレステロール値を下げて高血圧を改善させる働きがあると言われます。
②ポリフェノール:水に浸して茶色くなるのはアクというよりポリフェノール。抗酸化作用があり、老化防止やガン予防が期待できるようです。
*アク抜きに水に晒す際は、ゴボウの栄養と風味を逃さないよう、あまり長く晒さないようにする。
ゴボウの選び方
太すぎず、細すぎず、直径2センチ程度〜十円玉くらいの太さで、太さが均一のものが良品とのこと。まっすぐ伸びていてひげ根やコブがないものを選ぶと良いようです。
ゴボウの保存方法
土付きのゴボウは新聞紙に包み、冷暗所に立てて保存。水洗いしたものはなるべく早く使い切る。残ってしまったら使いやすい大きさや形に切ってから下ゆで、あるいは蒸して保存容器に入れ冷蔵庫で保存すると便利です。2〜3日ほど保存可能。冷凍の場合は2週間ほど保存可能。
以上、主な情報は北海道新聞PR誌、道新ポケットブック2005年発行『根菜生活』、2014年発行『使い切りレシピ』などから抜粋、まとめました。
独特の風味と食感のゴボウ。和食のきんぴらや煮物だけでなく、パスタをはじめシチューやサラダなど洋風メニューでも美味しさを発揮してくれる優れもの野菜。コレステロール値が気になりだした今日この頃、栄養面で期待できるメリットからも、日々の食事に取り入れていきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はクリームソースのパスタです。