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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回のテーマは『秋鮭』です。第1回はトマトソースのパスタです。
材料(2人分)
フジッリ(ショートパスタ) 100g
生秋鮭(大 / 切身) 1/2切れ(70gくらい)
ブロッコリー(花蕾の部分) 30gくらい
ニンニク(小 / 潰す) 1片
赤唐辛子(タネを取り除く) 1本
アンチョビー (みじん切り) 1枚
黒オリーブ(みじん切り) 4個
ケッパー 小さじ1+1/2
オレガノ(乾燥) 小さじ1/2
白ワイン 大さじ1
カットトマトの水煮 大さじ5
イタリアンパセリ(みじん切り)1〜2枝
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
小麦粉 適量
鮭の下準備:
皮を取り、あれば骨も取り除き、一口大の削ぎ切りにする。塩、コショウを少々振って、調理の前に小麦粉を薄くまぶしておく。
作り方
- フライパンにオリーブオイル、ニンニク、赤唐辛子を入れて弱火にかける。ニンニクがきつね色になったらアンチョビーと黒オリーブを入れて炒める。アンチョビーの香りが立ったらフライパンの端に寄せ、空いたところに鮭を入れて表面をサッと焼く。
- 鮭に薄く焼き色がついたら裏返し、ワインを振りかけて煮立たせ、カットトマトの水煮、ケッパー、オレガノを加えて混ぜ合わせ、火を弱めて煮る。赤唐辛子は取り除く。
- パスタを茹でている鍋に、パスタの茹で上がり2分前にブロッコリーを入れて一緒に茹で上げる。フライパンのソースは煮詰まったらパスタの茹で汁を足す。
- 茹で上がったフジッリとブロッコリーをフライパンのソースに加え、よく混ぜ合わせる。味をみて足りなければ塩少々加えて味を整え、火を止めてオリーブオイル少々加えてざっと混ぜ、お皿に盛り分けて出来上がり。
『プッタネスカ』とはイタリア語で『娼婦風』という意味になります。名前の由来は諸説ありますが、初めて聞いたのが “唐辛子の辛味が効いた刺激のある味が娼婦を思わせるから”という説なので、とりあえずそう思っています。
本来はオリーブ、ケッパー、アンチョビーのハーモニーを楽しむパスタで具材は入りませんが、魚介類に合うソースなので鮭をメインに、彩りに残り物のブロッコリーを加えて作ってみました。食べ応えもあってお腹も満足のパスタです。
これまで同じようなパスタを焼鮭の残りや、鮭の中骨缶などで作ったことがありましたが、生鮭は初めてだったのでどう扱うか少し迷いました。とりあえずパサつきを防ぐために薄く小麦粉でコーティングして焼くことにしました。
今回使ったパスタのフジッリは茹で時間が11分と長いので、ニンニクがきつね色になった時点で茹で始め、鮭に火が通り過ぎないようにしました。調理時間をあまりかけていないのでプッタネスカ本来のコクが出ていないかもしれませんが、鮭はふんわりと仕上がり、ソースとともに美味しく頂くことができました。
鮭の旬
鮭にもいろいろ種類があって旬も違うようですが、秋鮭と呼ばれる鮭は白鮭という種類で、川に上ってくる9月から11月が旬。11月に入り、秋鮭の季節もそろそろ終わりですがまだ旬のうち。野菜はお休みして、食材テーマに『秋鮭』を取り上げてみました。
いつも新鮮な質の良い生鮮食品が揃うお気に入りのスーパーで、100gあたり税込105円の秋鮭の切身を購入。写真ではわかりませんが大きな切身で一切れ約140gありました。一切れはホイル焼きにして購入日に美味しくいただき、残り2切れをパスタ用に使うことにしました。主役としてはちょっと淋しい量かな?とも思いますが、1回につき70gほどを使っていきます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタです。