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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今週の食材テーマはキノコです。第1回は、トマトソースのパスタです。
★秋の味覚、キノコ
10月になりました。未だ真夏のような気温の地方も多いようですが、暦の上ではもう秋。こちら北海道は朝晩すっかり涼しくなり、時には朝方にストーブを点けたくなるくらいです。冬の24時間暖房生活に慣れている道産子は、意外と寒さに弱いです。
今週から秋野菜を始めたいと思います。最初の秋野菜にキノコを選びました。(正確にはキノコは野菜ではなくて菌類ですけれど。) 一年中手に入る食材ですが、自然界の天然のキノコ〜日本ではマツタケ、イタリアではポルチーニなど〜の旬は秋。キノコはやっぱり秋の味覚というイメージがあります。
数あるキノコの中から何を選ぶか悩んだ結果、今回は色々なキノコをミックスしたものを使ってみることにしました。
全4回に渡って『キノコのオイルソテー』を共通材料に使いますので、まずはそちらの方から始めさせていただきます。
★キノコのオイルソテー
材料(出来上がり400gくらい)
お好みのキノコ 600g
(ここではブナシメジ、エリンギ、マイタケ、シイタケ、マッシュルームの5種類です。)
ニンニク(潰す) 1片
赤唐辛子(種は取り除く) 1本
オリーブオイル 大さじ6
塩 小さじ1
下準備:キノコを刻む
・シイタケとマッシュルームの軸の部分も刻んで使う。カサの部分は5㎜角くらい。
・ブナシメジはカサの丸い形は残し( 大きいものは半分に )、軸は7〜8㎜長さに切る。
・エリンギとマイタケは適当な大きさに切り分けてから手で裂く。
作り方
- 大きいフライパンにオリーブオイルとニンニク、赤唐辛子を入れて弱火にかけてじっくり加熱し、ニンニクが色づいたらキノコを入れる。
- 塩を加えて弱火でじっくり炒める。馴染んできたら赤唐辛子は取り除く。
- 15分くらい経ったら出来上がり。
欲張って色々なキノコをたくさん使いましたが、2種類くらいでも十分です。今回は4回分の8食分を想定したのと、ちょっと見栄えを意識したので量も多いですが、作る時はいつもはこの半分くらいの分量で作っています。
キノコを刻むのはちょっと面倒で時間がかかりますが、フードプロセッサーなどがあれば簡単かもしれませんね。(我が家にはありません。)
★キノコとナスのフジッリ
材料(2人分)
フジッリ(ショートパスタ) 100g
キノコのオイルソテー 80g
ナス(小 / 7〜8㎜角に切る) 1本
ベーコン(厚切り /7〜8㎜角に切る )50g
トマトソース 大さじ3
トマトジュース(無塩) お玉1杯
オリーブオイル 適量
イタリアンパセリ 適量
粉チーズ 適量
作り方
- フライパンに少量のオリーブオイルを入れて温め、ベーコンを入れて弱火でじっくり加熱する。ベーコンから脂が出てきたらナスを加えて塩をちょっぴり振って炒め合わせる。ナスに火が通って焼き色がついたらキノコのオイルソテーを加えてサッと炒め合わせる。
- 全体が馴染んだら、パスタの茹で汁お玉1杯半、トマトソース、トマトジュースを加えて煮詰める。
- 茹で上がったフジッリをソースに加えてよく混ぜ合わせる。お皿に盛り分け、イタリアンパセリを散らして出来上がり。
*お好みで粉チーズをかけてお召し上がりください。
トマトソースが足りない気がしてトマトジュースで補いましたが、パスタに対するソースの量がちょっと多くなってしまいました。欲張りました。そこそこ許容範囲の多さでしたが、パスタの茹で汁かトマトジュースの量を若干減らした方が良かったようです。
トマトソースからキノコの香りが口の中に広がります。キノコの軽い歯ごたえとナスの柔らかさ、フジッリのモチモチ感。色々な食感が楽しめます。ベーコンの旨味も加わって、食べ応えのあるパスタだと思います。
『キノコのオイルソテー』の出来上がりの量は約400g。4回パスタを作るなら100gずつ使えるのですが、ちょっとケチりました。失敗の予備にと思ったのと、残ったらパスタ以外にも使いたいなと思ったためです。パンにのせてブルスケッタにしたり、リゾットやチャーハン、オムレツの具材にしても美味しい、色々使える便利な常備おかず(?)です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタです。