こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。パプリカがテーマの第4回は和風パスタです。
★パプリカと油揚の和風スパゲッティ
◆材料(2人分)
スパゲッティ 120g
パプリカ(赤・黄) 各1/4個
ベーコン(1㎝幅に切る) 1枚
小揚げ 1枚
小ネギ(小口切り) 1本
日本酒 大さじ2
しょうゆ 小さじ2
ゴマ油 適量
オリーブオイル 適量
◆下準備
①パプリカ:赤・黄各縦1/4に切ったものを斜め切り。
②小揚げ:熱湯にくぐらせて油抜きして水気を切り、横半分に切ってから縦に1センチ幅に切る。
◆作り方
- フライパンにオリーブオイルとゴマ油各少量とベーコンを入れて弱火にかける。ベーコンから脂が出てきたらパプリカと小揚げを入れて火を強め、軽く焼き付けてから全体を炒め合わせる。
- 全体に油が回ったら日本酒を加え、煮立ったら蓋をして弱火で2〜3分蒸した後、パスタの茹で汁お玉2杯加えて再沸騰したら弱火にし、蓋をして2〜3分蒸す。その後蓋を取り、火を強めて煮詰める。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせ、鍋肌からしょうゆを加えて火を強めて全体を混ぜる。火を止めてゴマ油少量を加えてざっとひと混ぜしてからお皿に盛り分け、小ネギを散らして出来上がり。
ベーコンと油揚が良いコクを出してくれるので、シンプルに日本酒としょうゆだけの味付けにしました。蒸し煮にして増したパプリカの甘みをしょうゆ味が引き立てます。また、ベーコンと油揚の旨味が溶け込んだソースを吸ったスパゲッティが美味しいです。どちらかというと薄味ですが、しょうゆとゴマ油の香りとコクがアクセントになり、最後まで飽きずに食べられるのではと思います。
★ピーマンファミリーの一員、パプリカ
よく似た見た目からもわかるように、パプリカはピーマンファミリーの一員です。大雑把に言うと、未熟の緑のピーマンが完熟すると赤、黄、オレンジに色づいてカラーピーマンとなり、そのカラーピーマンの中でも大型で肉厚なものがパプリカと呼ばれているようです。ちなみに同様に似た形のシシトウや、鷹の爪などの唐辛子類も同じピーマンファミリーだと言うのだから、なんとも個性的な顔ぶれの大家族ですね。
子供が嫌いな野菜のランキングで常に上位を争うピーマンは本当に気の毒なので、甘くて食べやすいパプリカにはファミリーの名誉挽回を担ってもらいたいものです。生でも加熱しても美味しく、彩りも良いうえ、ピーマン同様抜群の栄養価。免疫力アップに繋がるビタミン群、肌の健康維持や抗酸化作用の効果が期待されるβカロテンなど、健康パワーを秘めています。365日の毎日は難しくても旬の夏、暑さに負けないパワーをつけるのに取り入れたい野菜の一つです。
*上記は『JAグループ「とれたて大百科」パプリカ』のサイトなどを参考にしました。
★訂正とお詫び
さて、オイルソースの回で『ピメント』について触れましたが、なんだかモヤモヤ気になって少し調べてみましたら、やはり(?) 私は勘違いしていたようで、同じピーマンファミリーながら、パプリカとは形や大きさは随分違っていました。ピメントはパプリカのように丸々しておらず、どちらかと言うと特大唐辛子といった姿。味はパプリカのように甘くみずみずしいようです。
生産地について、厚真観光協会オフィシャルウェブサイトを見てみましたが、特産品としてのピメントは、現在は掲載されていませんでした。最初に私が見た情報は少し古いものだったようです。生産農家さんはいらっしゃるようですが、正確な情報は把握していないので、ちゃんと調べてみてわかりましたらご報告いたします。
色々勘違いやら早とちりやらで、大変失礼いたしました。今後は十分気をつけます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
パプリカを使った大皿パスタを以前に作っていましたが、今の季節には合いそうにないので、また別の機会にご紹介したいと思います。そのため今回でパプリカのパスタは終了いたします。次回はテーマが変わります。
皆さまどうぞ良い日曜日をお過ごしください。