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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。ピーマンがテーマの第２回は、オイルソースのパスタです。
★ピーマンとマッシュルームのスパゲッティ
◆材料（２人分）
スパゲッティ １２０g
ピーマン １個半
マッシュルーム ２個
ベーコン（１㎝角に切る） １枚
ニンニク（みじん切り） １/２片
アンチョビー（フィレ） １枚
タイム １枝
白ワイン 大さじ２
固形スープ １/２個
イタリアンパセリ １枝
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
◆下準備
①ピーマン：縦半分に切ってヘタと種を取り、横５㎜幅に切る。
②マッシュルーム：５㎜厚にスライス。
③アンチョビー：粗く刻む。
④固形スープ：カップ１/２のお湯に溶いておく。
⑤イタリアンパセリ：葉と茎を分け、葉は粗みじん切りにしておく。
◆作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ったらタイムを枝のまま加えて弱火でじっくり香りを引き出す。
- ベーコンを加えてじっくり加熱し、ベーコンから脂が出てきたらイタリアンパセリの茎も加えてフライパンの端に寄せ、空いたところにマッシュルームを入れて塩少々振り、少し火を強めてマッシュルームを焼く。
- マッシュルームに軽く焼き色がついたらピーマンを加えて全体を炒め合わせる。
- 全体に油がまわったら白ワインを入れて強火で煮立て、アルコールが飛んだらお湯で溶いたスープを加え、再び煮立ったら弱めの中火で煮詰める。
- スパゲッティの茹で上がる少し前に、フライパンのソースにアンチョビーを加えて混ぜ合わせる。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移してソースと混ぜ合わせ、ソースを十分吸わせてから味をみて、足りなければ塩少々加え、コショウ少々で味を整える。火を止めてオリーブオイルを少々加えてざっと混ぜ、お皿に盛り分けイタリアンパセリを散らして出来上がり。
ピーマンの緑色が少し褪せてしまいましたが、よく火を通したので苦味が和らぎ、甘みを感じます。少し煮込んでくったりしたピーマンも良いものです。
アンチョビーのコクと風味をプラスしたソースもまた格別で、大いに食欲をそそります。ソースを十分吸ったピーマンが味わい深く美味しいです。タイムの爽やかな香りもアクセントに。
マッシュルームを合わせたのは、いつものことながら『冷蔵庫にあったから。』です。他のキノコでも良いし、他の食材でも良いし、またはピーマンだけでも良いと思いますが、この時は何か足したくて、たまたま目に入った２個残っていたマッシュルームを選びました。在庫整理。
★健康野菜、ピーマン
健康野菜の優等生みたいな栄養豊富なピーマン。特有の香りと苦味が苦手な方も多いようで、特に小さなお子さん達からは嫌われがちといった、気の毒な野菜でもあります。でも、昔に比べてずいぶんと苦味は薄れ、ずっと食べやすくなった気がします。
私も遥か昔の幼少期はピーマンは苦手でした。食べられるようになったきっかけは、ある日食卓に『肉詰めピーマン』が登場したことだと思います。見た目のインパクトと“ひき肉料理”というカテゴリーは子供の心を鷲掴み。料理を考案した人には脱帽ですね。
栄養豊富な、特にビタミンCは野菜界の中ではトップクラスに入るらしいピーマン。美肌効果や生活習慣病予防にも効果がありそうです。美容と健康。夜の洗顔さえもおろそかになりがちで、美容に対する意識が恐ろしいほど低下の一途をたどっていますが、心を入れ替えて、せめて健康には最低限気を配り、元気に老いたい(？)と思う今日この頃です。明日もピーマン食べなくちゃ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はクリームソースのパスタの予定です。
