メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

冬キャベツのパスタ⑤大皿ごちそうパスタ


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こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

冬キャベツがテーマの最後は大皿パスタです。2種類ありますがどちらも完成写真しかありません。行程は文章のみになりますが、できるだけ詳しく書きますのでご了承下さい。

なお、大皿パスタの後に、パスタだけで使いきれなかったキャベツの活用例を取り上げます。

 

★キャベツとエビのリングイネ

●材料

リングイネ     200g 

キャベツ      200g くらい

むきエビ      20尾

ニンニク(みじん切り)  2片

アンチョビー( 〃 )  2本

白ワイン    大さじ1杯

オリーブオイル    適量

イタリアンパセリ 2~3枝

塩、コショウ、片栗粉、水各適量

●作り方

  1. キャベツは3~4㎝角に切る。エビは背わたを取り除き、塩、片栗粉、水各適量で揉んで汚れを出し、流水で洗い水気を取り、塩とコショウ各少々で下味をつける。イタリアンパセリは飾り用に葉を半量くらいとっておき、残りはみじん切りにしておく。
  2. 大きめのフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクが薄く色づいてきたらエビとアンチョビーを入れて、中火でさっと炒め合わせる。
  3. 白ワインを入れて強火にしてアルコールを飛ばし、パスタの茹で汁お玉1杯半くらい入れて煮る。
  4. パスタを茹でている鍋に、パスタの茹で上がり2~3分前にキャベツを入れて一緒に茹でる。
  5. 茹で上がったリングイネとキャベツの水気を切って3.のフライパンに加え、塩少々とイタリアンパセリのみじん切りを加えて全体を混ぜ合わせて火を止め、オリーブオイル少々を回し入れてひと混ぜしてお皿に盛り、飾りのイタリアンパセリをのせて出来上がり。       
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*数年前に作ったもので分量は記憶頼りのため正確性に欠けますが、大体このくらいだったはずです。味見をして足りなかったので、最後のオリーブオイルを入れる前に、塩少々を加えたと思います。

 

『大皿ごちそう』と称するにはちょっと地味でシンプルですが、家族に大の“エビ好き”がいるので、たとえ冷凍むきエビでも我が家では『ごちそう』になります。経済的です。

 

ちなみにキャベツは春キャベツだったかもしれません…。

 

 

★キャベツと香草ミートのフジッリ

●材料

フジッリ        200g

キャベツ        200g

豚ひき肉        100g

イタリアンパセリ、タイム、セージ(全て乾燥)各小さじ1/2杯。塩、コショウ各少々]

タマネギ(みじん切り) 1/2個

白ワイン     大さじ2杯

ホールトマト缶     1缶

水         カップ

固形スープ      1/2個

ローリエ          1枚

イタリアンパセリ(乾燥)    適量

オリーブオイル       適量

●作り方

  1. キャベツは2~3㎝角に切る。豚ひき肉に香草類と塩、コショウを混ぜ合わせ馴染ませておく。ホールトマトは手で潰しておく。
  2. 鍋にオリーブオイルとタマネギを入れて弱めの中火でゆっくり炒め、タマネギが透き通ってきたら豚ひき肉を入れて火を強め、粗くほぐしながら炒める。
  3. キャベツを加えて全体を炒め合わせ、油が回ったら白ワインを加えて煮立て、ホールトマト、水(空いたホールトマト缶をすすいだもの)、固形スープ、ローリエを入れ、煮たったら弱火で20分くらい煮込む。
  4. 茹で上がったフジッリを鍋に加えてよく混ぜ合わせ、オリーブオイル少々を加えてひと混ぜして大皿に盛り、イタリアンパセリを振って出来上がり。好みで粉チーズを振ってお召し上がりください。
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*キャベツが隠れてしまっています。もう少し大きく切るか、量があっても良かったかもしれませんが、煮込んだキャベツの甘みがちゃんと存在を主張していました。

豚ひき肉に混ぜ込んだ香草の風味があるのでニンニクは使いませんでした。香草たちがすがすがしさを発揮しつつ、ベースのトマトソースの味わいをアップさせ、キャベツの甘さを引き立ててくれました。働き者です。良い仕事をしてくれました。

香草は乾燥ものを使っていますが、生のものがあればそちらの方が良いかもしれません。他の香草~オレガノなども良いと思います。

 

最初のパスタではリングイネを使いましたが、大皿パスタの時は大抵ショートパスタを使っています。取り分けやすく、伸びにくく、多少冷めても自分としてはあまり気にならないためです。また、我が家の日々のパスタではスパゲッティが多いので、パスタの種類を変えるだけでごちそうに思えます。単純です。

 

★残ったキャベツの利用法~酢キャベツにする

保存の仕方、使い方が下手で、カットしたものは無駄を出してしまいがちのため、キャベツは大抵は丸々一玉を買っています。

2人分のパスタを4回作ってキャベツ一玉を使いきることは、私には無理のようです。

大きさによりますが、最近買った小さめのキャベツは1.3㎏ありました。パスタ用に400~500g 使っても800gは残ります。

でも昨年から我が家ではキャベツが余ることがなくなりました。理由は昨年話題になった『酢キャベツ』を常備菜に作るようになったためです。健康効果は私には顕著には現れていないので何とも言えませんが、作っておくと大変便利です。ご存じの方も多いかと思いますが、一応作り方をご説明します。

 

☆酢キャベツの作り方

●材料(作りやすい量)

キャベツ     500g

塩       小さじ3/4杯

リンゴ酢      80ccくらい

*酢は好みの酢をご利用下さい。

*分量は個人的な好みで、キャベツに対して酢も塩も少な目だと思います。

 

●作り方 

  1. キャベツはすべて千切りにし、ジッパー付き食品保存袋に入れ、塩を加えて袋ごと振って5分ほどおく。
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  2. キャベツがしんなりしてきたら、袋ごとよく揉んでさらに5分ほどおく。
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  3. リンゴ酢を加えて、袋の上から手で軽くもみ、10分くらいおく。
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  4. キャベツと浸け汁を袋から保存容器に移し、冷蔵庫で保存する。
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*日持ちしますが、4~5日で食べきるようにしています。色々アレンジして副菜にも利用すると、3日くらいで無くなることもしばしば。

 

最初に酢キャベツのことを知ったのは、日本テレビ系の番組『世界一受けたい授業』で紹介された時だったと記憶しています。

期待される健康効果は、胃腸の調子を整え、太りにくい体を作る~ダイエットに繋がることだったと思いますが、それは別としても、酢キャベツは料理の一品として使い勝手の良いものだと思います。

そのままでも副菜になりますが、他の食材や調味料を加えたりと色々アレンジできるので、毎日の献立に活躍してくれます。ちなみに私はツナ缶との組み合わせがお手軽でお気に入りです。

昨年はほぼ毎日酢キャベツを食べていました。最近はちょっとお休みしていますが、また始めようと思います。

 

酢キャベツはたくさんのキャベツを使うので、一度でかなりの量を消費できます。上記の分量では残り800gの使いきりには届きませんが、かなりの消費にはなりますので、今回の『使いきり』に関しては、これでご容赦下さい。

 

昨日のうちに公開するつもりだったのですが、数日前まで続いた雪掻き作業の疲労が今になってやってきたのか、ストーブを背にうとうとしているうち気付いたら朝でした。愕然としました。

疲労が遅れてやってくるというのは、まだ多少若い証拠?そう思えば眠りすぎて何もできなかった時間も、それほど惜しくなくなります。悔し紛れ。

 

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

 

次回は食材を変えてお届けします。

 

連休最終日、お仕事の方も、お休みの方も、良い一日をお過ごし下さい。