こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
食材使いきりの節約術で作る家庭パスタ。今週のテーマ食材は冬キャベツです。
キャベツ丸々ひと玉を、2人分のパスタ4回で使いきるのはさすがに無理があるので、今週は残ったキャベツの使い途についても考えてみたいと思います。
★葉物野菜の王様、キャベツ
一年中手に入り、生でも煮ても焼いても美味しく、和洋中のどのジャンルでも大活躍。そのうえ価格もお手頃ときたら、キャベツはまさに庶民の強い味方。君臨しつつも民に優しく寛大な、さながら王様のような野菜ですね。
キャベツにも色々品種がありますが、今の季節に多く出回っているのは冬キャベツ。平たい形で固く締まっていて葉は厚め。生でも美味しいですが、火を通すと甘みが増すようなので、スープの具材やロールキャベツなど寒い季節向きのメニューに最適です。
キャベツが主役のパスタは、気取らない家庭ならではの味わいです。今週のパスタは、今時期の寒い季節にほっこり体が温まるようなものをと意識して、作ってみたものです。
成功してるといいですが。
★キャベツのトマト煮込み風スパゲッティ
●材料(2人分)
スパゲッティ 120g
キャベツ(2~3枚) 100g(4~5㎝角に切る)
ベーコン(1㎝幅に切る)1枚
ニンニク(叩いて潰す)1/2片
タマネギ(みじん切り)1/4個
ローリエ 1枚
イタリアンパセリ 1枝
タイム 1枝
オレガノ(乾燥) 少々
白ワイン 大さじ1杯
トマトソース 大さじ5~6杯
無塩バター 5g
オリーブオイル 適量
パセリ(乾燥) 適量
粉チーズ 適量
●作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、香りが出てきたらタマネギを入れ、透き通ってきたらベーコンを加えて炒める。
- ベーコンから脂が出て色づいてきたら、キャベツを加えて炒め合わせ、全体に油が回ったら白ワインを加えて火を強め、アルコールを飛ばすように炒める。
- ローリエ、イタリアンパセリ、タイムを載せ、パスタの茹で汁をお玉2杯入れて煮立てる。
- トマトソースを加えて混ぜ合わせ、煮たったら火を弱め、蓋をして煮る。
- 茹で上がったスパゲッティと無塩バターを加えてよく混ぜ合わせ、お皿に盛り分けてパセリを振って出来上がり。お好みで粉チーズを振ってお召し上がりください。
軽く煮込んでいるのでちょっとキャベツの色が悪いですが、キャベツの旨みがソースに溶け込んでまろやかな味わいです。キャベツ自体も柔らかく、甘みも強く感じました。
香草類は生のものがなければ乾燥のものでも良いですし、全部揃わなくても、他のお好みのものでも構いません。何か一種類でも入れると香りが良いと思います。
生のパセリがもう無くなってしまったので、仕上がりには乾燥のパセリを代用しましたが、こちらも無くなる寸前。瓶を4~5回上下に振ったら空に成りました。申し訳程度の彩りです。
キャベツについてのあれこれ~栄養や種類など~まめ情報は、次回以降に書きたいと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタを予定しています。