こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
遅くなりましたがまだ松の内なので、
あけましておめでとうございます。
この年末年始は諸事情で例年以上に慌ただしく、ブログも2週間お休みしていましたが、本日から再開致します。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
お正月には御節料理の他、すき焼きなどの鍋料理で食卓を囲んだ方もいらっしゃることと思います。
白菜、余っていませんか?
使い途を考え中でしたらパスタに使ってみませんか?
今週のテーマ食材は白菜です。
★白菜~主役脇役どちらもこなす万能野菜
ほとんどが水分の白菜は、栄養価が低く思われがちですが~私は長年そう思っていました~突出した栄養素はないものの、ビタミンなどがバランス良く含まれている優れもののようです。中でも多く含まれるビタミンCは水溶性なので、煮汁も味わう鍋料理に重宝されるのは、まったくもって理に適っているのでしょうね。
初めて鍋料理に白菜を入れた人ってすごいですね。
白菜は味にクセがないので他の食材を引き立てることもできる一方、時に白菜自体の食感やほんのりとした甘さが控えめながらも自己主張したりします。カメレオン俳優さながら、料理(調理?)によって主役になったり脇役になったりと、違う顔を覗かせるなかなかの遣り手かもしれません。
★白菜のトマトソーススパゲッティゆず胡椒風味
●材料(2人分)
スパゲッティ 120g
白菜(2枚ぐらい)160gくらい
ベーコン(1.5㎝幅)1枚
えのき 50g
ニンニク(叩いて芽を取り潰す) 1/2片
大葉 4~5枚
白ワイン 大さじ1杯
トマトソース 大さじ6杯
ゆず胡椒 小さじ1/2杯
●作り方
- 白菜は芯と葉を分けて芯は長さ4㎝、幅1㎝くらいに切り、葉は4㎝角くらいのざく切りにする。えのきは長さ半分に切る。大葉はハサミで細切りにし、サッと水にくぐらせ水気を切っておく。
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクが色づいて香りが立ったらベーコンを入れ、脂が出てきたら白菜の芯を入れて少し火を強め、軽く焼くように炒める。
- 白菜の芯に軽く焼き色がつき透き通ってきたら、葉とえのきを入れて炒める。
- 白菜の葉が少ししんなりしてきたら白ワインを加えて火を強め、アルコールが飛んだらパスタの茹で汁をお玉1杯加えて軽く煮る。
- トマトソースを加えて混ぜ合わせ、更に煮る。
- スパゲッティの茹で上がる少し前にゆず胡椒を加えて混ぜ合わせる。
- 茹で上がったスパゲッティを加えて混ぜ合わせ、お皿に盛り分け、大葉を散らして出来上がり。
白菜の芯の部分はもう少し焼いても良かった気もしますが、美味しくいただきました。
ゆず胡椒がほんのりピリッと香る中、白菜の甘味が引き立つ一皿だと思います。ゆず胡椒はお好みで分量を調節して下さい
★白菜あれこれ
白菜といえば冬野菜の代表格ですが、調べてみると北海道産白菜の旬は7~10月でした。全国的には11~2月が旬で、この時期の白菜は甘味が強く味も良いとか。
それじゃあなんだか夏から秋に出回る北海道産が否定されるみたいで、道産子としてはちょっとモヤモヤしてしまいます。まあ夏にはシャキシャキ感を生かしてサラダにしたり、炒め物にすれば美味しいし、季節ごとの美味しさを楽しめばいいですね。モヤモヤ解消。
美味しい白菜の選び方、以前何かのテレビ番組で見た私の記憶では、外側が緑色で、巻きがしっかりしてずっしりと重いものが良いようです。時に目にする黒い斑点があっても気にする必要はないとのことでした。
我が家では白菜は丸々一玉は買えません。処理しきれません。新聞紙に包んで冷暗所に置くとか、塩漬けにしたりとか上手に保存すれば良いのでしょうが、狭い家、狭い冷蔵庫のスペースには限界があります。今回主役の白菜には申し訳ないけれど、食べたいのは白菜だけじゃありません…。そのため大体は1/4個の切り売りを買い、ラップにくるんだ状態で冷蔵スペースの奥に押し込んで、なるべく早く使い切るようにしています。結構長持ちしています。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
次回はオイルソースの予定です。